阪神 OP戦負け越し決定 オーナー猛ゲキも打線元気なし

[ 2014年3月16日 05:43 ]

<D・神>試合前、素振りを行う阪神ナイン

オープン戦 阪神2―2DeNA

(3月15日 横浜)
 和田阪神が6試合を残し早くもオープン戦負け越しとなった。DeNA戦は2―2の引き分け。暗いムードを払しょくするには、至らなかった。

 6回表を終え2点をリードしながら、2番手・藤原の乱調があり最後はドロー。「ここからはすべて開幕を見据えてのゲームの持って行き方になる」。試合後、指揮官の表情は真剣だったが、過去10試合で1勝8敗1分だったチームらしい、勝ちきれない一戦となった。

 坂井オーナーの猛ゲキも、即効性はなかった。12日に開催された激励会のあいさつで「非常に危機感がある」と異例のカツ。それを受けた指揮官も前日に「肝に銘じてね。これからは(勝ちにもこだわる)時期になってくる」と語り、本番モードへの切り替えを示唆していたのだが…。

 鳥谷の欠場があったとはいえ、打線も相変わらず元気なし。開幕まで2週間を切った今も、明るい展望がなかなか見えてこない。「もう少し試すことはある。残り試合で煮詰めていきたい」。ゴメス不在などベストメンバーを組めていない事実が反攻の材料であるならば、あまりにも寂しい。

続きを表示

この記事のフォト

2014年3月16日のニュース