都小山台エース伊藤 自己最速140キロ出た 練習試合で好投

[ 2014年3月16日 05:30 ]

大東高校からお米の差し入れをもらう都小山台ナイン

 第86回選抜高校野球大会(21日から12日間、甲子園)に初出場する都小山台(東京)が、西宮市内で練習試合を行い、大東(島根)に3―1で勝利、西宮南(兵庫)とは3―3で引き分けた。

 大東戦の8回から登板した主将でエース右腕の伊藤は自己最速の140キロを計測するなど、2回無安打4奪三振無失点。昨秋の中国大会に出場した打線を相手に好投し、「あまり力を入れずに感覚が良かった。いい投球ができた」と振り返った。

 打線は1―1の6回に無死から3連打で勝ち越した。練習試合ながら今季初勝利を挙げた福嶋正信監督は「履正社の投手は球が速いから振っていく練習」と、21日の1回戦で対戦する相手を想定して強攻策を命じた。試合後は大東ナインから、米30キロと激励の寄せ書きを贈られ、伊藤は「ありがたいです」と感謝した。

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