ライアン小川 7失点も開幕投手は不動「修正したい」

[ 2014年3月16日 05:30 ]

<楽・ヤ>小川(手前)と則本のセパ新人王対決で小川は5回7失点、則本は5回6失点

オープン戦 ヤクルト6―12楽天

(3月15日 静岡)
 2年目で初の開幕投手を務めることが決まっているヤクルトの小川は、セットポジションでの投球に課題を残した。「クイックの精度がまだまだだと思ったし、気持ちの切り替えがうまくできなかった」。走者を出してから球が高めに浮き、痛打されるシーンを繰り返した。

 雨で登板が流れたこともあり、実戦はこれが3試合目。過去2試合は計5イニングで1安打無失点と完璧な投球を続けていたために、走者を背負ったのは2月19日の中日戦(北谷)以来だった。

 5回で97球を投げて9安打7失点。それでも「(課題が出て)収穫だと思う。ここから修正してしっかり試合をつくれるようにしたい」とプラスにとらえた。28日のDeNAとの開幕戦(神宮)まであと1試合の登板が残されている。小川には課題を冷静に受け止める心の余裕があった。

 ▼ヤクルト・小川監督(小川について)制球が悪かった。気持ちを持ち直すのは大切。次の登板が大事になる。

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2014年3月16日のニュース