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片岡 巨人移籍決断 G側3年5億円と原監督の現役背番「8」用意

ファン感謝イベントに参加した片岡は巨人入りを決断

 西武から国内フリーエージェント(FA)宣言していた片岡治大内野手(30)が巨人移籍を決断したことが23日、関係者の話で分かった。同選手については楽天が17日、オリックスが19日に交渉。ただ、巨人も獲得に関心を示し、水面下で調査を進めていた。巨人は早ければ25日にも交渉を行い、3年契約総額5億円の条件提示とともに、原辰徳監督(55)の現役時代の背番号「8」も用意する。交渉即入団決定となる運びだ。

 悩み抜いた末の決断。片岡が最後に出した答えは「巨人移籍」だった。

 片岡は「自分に対する他球団の評価を聞きたいし、(新天地に)挑戦するなら今だと思った。年をとってからでは遅いし、後悔したくない」と9年間在籍した西武からFA宣言。FA交渉解禁日となった15日以降は楽天、オリックスと交渉してきた。楽天からは3年総額4億5000万円以上、オリックスからもほぼ同等の提示を受けていた。ただ「両球団とも評価していただいた」と感謝を口にしながらも、「少し時間をいただいて検討したい」と態度を保留していた。この背景にあったのが、本人は公に口にはしなかったが、片岡に近い関係者によると、幼少の頃から憧れのチームであった巨人への思いだった。両親の薦めもあったという。

 40年ぶりとなる日本一連覇を逃した巨人にとっても、片岡は魅力的な選手だった。今月6日には巨人・渡辺恒雄球団会長が「来年以降は連覇。今度はあらゆる補強をして勝つ」と大型補強を明言していた。片岡については昨シーズン中も編成担当者が密着マークを続けていた。だが、右手首の負傷などでわずか52試合出場にとどまりFA権の資格条件を満たすことができず、獲得調査を断念したという経緯もある。引き続き調査していた今季は、左膝裏痛で72試合の出場ながら、シーズン終盤には打撃も復活し、打率・290。「(内野なら)どこでも守れるし、走る部分もまだまだできる。打撃でもいろんな攻撃ができるということを見てほしい」と自信を取り戻していた。

 ここ数年の巨人は、正二塁手の不在が課題。今季は6年目の中井や寺内が就いたが、定位置奪取には至らなかった。すでに来季の内野の強化策として中日を自由契約となった井端の獲得が確実。経験値の高いベテランに加え、現在30歳と脂の乗った俊足巧打の片岡も加えることで、バリエーションは格段に増える。

 片岡にとって、原監督は09年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での指揮官でもあり、崇拝の念を抱く。巨人は25日にも行う初交渉で、3年総額5億円の条件とともに、原監督の現役時代の背番号でもある「8」を提示する準備をしている。片岡自身が「巨人入り」を決断したことから、入団に向けた障害は何もなく、即日で「巨人・片岡」が誕生するとみられる。

 ◆片岡 治大(かたおか・やすゆき)1983年(昭58)2月17日、千葉県生まれの30歳。宇都宮学園(現文星芸大付)から東京ガスを経て、04年ドラフト3巡目で西武入団。2年目の06年から二塁手としてレギュラーに定着。07~10年に4年連続盗塁王。08年には最多安打を記録して日本一に貢献した。09年WBC日本代表。1メートル76、82キロ。右投げ右打ち。

[ 2013年11月24日 05:30 ]

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