呉昇桓はゴルゴ13!?中村GM絶賛「風格、オーラがあった」

[ 2013年11月24日 09:44 ]

阪神が獲得を発表した韓国サムスンの守護神・呉昇桓

 まるでゴルゴやん!阪神・中村勝広ゼネラルマネジャー(64=GM)が23日、入団が決定した呉昇桓(オスンファン)投手(31=韓国サムスン)について言及。前日22日の入団交渉を振り返り、早くも全身から発する独特のオーラを称賛した。

 「寄せ付けないというか、なかなか勝ち気。シンの強さを感じたし、風格、オーラがあった」

 中村GMが感想を漏らしたキャラクターに当てはまるのは、誰か? おそらく99・99%の読者は、ゴルゴ13(原作さいとう・たかを)を思い浮かべるに違いない。

 1968年11月に連載がスタートし、すでに漫画単行本は170巻を数えている。超一流のスナイパーとして、国際舞台で活躍する。ゴルゴ13ことデューク東郷が誇るべきは、任された仕事の成功率。何と99・99%を超えるというのだから、恐れ入る。

 そんなゴルゴ13を連想できる呉昇桓なら、勝利目前のラスト1イニングも安心して見ていればいい。「そういうもの(雰囲気)がなければ(数々の記録も)達成できないでしょう」と中村GM。来季はほぼ失敗なく、セーブの山を積み重ねていってくれるだろう。

 「食事、飲酒ともあまり多くはなかった。控えているんじゃないかな」

 前夜は交渉も含めると、呉昇桓とは約3時間をともにした。夕食は焼き肉をチョイス。2年総額8億5000万円に及ぶ大型契約にも浮かれることなく、節制したのはチームを支える自覚の表れか。その心意気も、虎党には頼もしい。中村GMは言う。「普段は口数も少ないが、ユニホームを着たら一変すると聞いている」。闘志全開のマウンドでライバルたちを圧倒してみせる。

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2013年11月24日のニュース