楽天Vパレード午前11時開始!マー君は最後尾5号車に

[ 2013年11月24日 07:12 ]

 マー君が大トリだ!24日に仙台市の東二番丁通で行われるプロ野球楽天イーグルスの優勝パレードの詳細が判明した。オープンカーとオープンバスそれぞれ5台ずつを使用し、注目の田中将大投手(25)はバスの最後尾5号車に乗る。コースは約1・5キロで、開催時間は約30分の予定。

 地元の民放4社とNHKがそろって生中継するなど、異例の盛り上がりが予想される楽天のパレード。その詳細が実行委員会への取材で明らかになった。

 パレードは午前11時にスタート。まず、星野仙一監督や各コーチ、立花陽三球団社長、実行委員会のメンバーを乗せたオープンカーが5台出発する。車間やコース脇ではブラスバンド隊が演奏して並行。オープンカーに続き、2階部分の天井がないバスが5台続く。

 バスには選手が乗る。その全高は3・8メートル。選手の身長を含めると6メートル弱の高さになり、沿道のファンは、パレードを見上げながら観覧することになる。

 主力選手の配置も決まった。1号車に松井稼頭央、2号車に嶋基宏と斎藤隆、3号車に則本昂大と藤田一也、4号車に銀次と美馬学、そして最も注目を集める田中は最後尾の5号車だ。このほかの選手は当日、球団が配置を決める。

 車両の速度は歩くスピードとほぼ変わらない時速4・8キロ。片側4車線の大通り「東二番丁通」の仙台商工会議所前をスタートし、約1・5キロ進んだ五ツ橋交差点でゴールする。通りには中央分離帯があり、スタート時は進行方向に向かって左側の車道を進行。途中、広瀬通りとの交差点で車道を右側に移し、ゴールまで直進する。時間にして約30分。周辺は午前9時半から正午まで交通規制される。

 東二番丁通では、06年にトリノ五輪フィギュアスケート金メダルの荒川静香の凱旋パレードが行われ、約7万人を集めたが、実行委員会はその3倍の約20万人の来場を見込んでいる。担当者は「経験のない規模だけに不安。とにかく事故やケガがないように万全の運営をしたい」と話した。

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2013年11月24日のニュース