上原 特別待遇返上の構え スロー調整容認も12月から投げる

[ 2013年11月24日 05:30 ]

成田空港に到着した上原

 レッドソックスの上原浩治投手(38)が、成田着の航空機で帰国した。今季は守護神として6年ぶりのワールドシリーズ制覇に貢献。それでも「浸っている場合じゃない」と既に気持ちは来季に向いている。「引退するまでは常に上を目指す。今年で満足することなく、もっともっと上を目指したい」と、さらなる進化を誓った。

 6月下旬から抑えを任されるなど、73試合に登板し4勝1敗21セーブ、防御率1・09と抜群の安定感を誇った。ポストシーズンを含めると計86試合に登板。レ軍首脳陣は来春キャンプのスロー調整を容認する方針を示しているが、本人は「キャンプまでに肩ができるように仕上げる。特に練習メニューを変えるつもりはない」と特別待遇は返上する構え。1週間前に自主トレを開始しており、12月からキャッチボールも行う予定だ。

 ワールドシリーズ終了後の数日間は完全休養に充て「暴飲暴食です」と笑わせた。日本滞在中はトレーニングを続けながら「同窓会や昔の友達と会うことでリフレッシュできる」と充電に努め、来季に備える。

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2013年11月24日のニュース