第12回ジョージア魂賞 発熱マエケンが気迫のG胴上げ阻止

[ 2013年11月24日 05:30 ]

表彰式で記念写真に納まる(左3人目から)選考委員の山田氏、コカ・コーラウエスト株式会社中国営業本部ベンディング営業部長・池田和隆氏、前田健

 チームのために最も貢献した魂あふれるプレーに贈られる「第12回ジョージア魂賞」の表彰式が23日、マツダスタジアムで行われた。受賞した広島・前田健太投手(25)には、山田久志選考委員から記念の盾、池田和隆コカ・コーラウエスト株式会社中国営業本部ベンディング営業部長からジョージア製品1年分(12ケース)と賞金30万円が贈られた。

 受賞プレーは9月21日の巨人戦(東京ドーム)で、相手のリーグ優勝胴上げを阻止した気迫の投球。発熱による体調不良で状態は最悪だったが、エースのプライドで巨人打線を封じ込めた。5回までに8三振を奪い、無安打投球。初安打を許した6回を投げ終えて降板したが、無失点で15勝目を挙げた。野村監督も「38度の発熱があったのに、凄い」と驚嘆した魂あふれるプレー。工藤公康選考委員は「これぞエース、これぞプロ。心身ともに一流の証だ」と称えた。

 受賞した前田健は「正直、体調管理不足なので恥ずかしい」と苦笑いしながらも、「来季も一つでも多くのチームの勝利に貢献できるよう頑張ります」と振り返った。

 

続きを表示

2013年11月24日のニュース