中日・岩瀬 韓国セーブ王に無関心「今、初めて聞いた」

[ 2013年11月24日 05:30 ]

中日の岩瀬

 中日・岩瀬が23日、阪神入団が決まった呉昇桓(オ・スンファン)について「(相手チームの)投手は見ていないので印象はない。(アジア記録の)シーズン47セーブ記録を持っているのも今、初めて聞いた」と無関心を装った。

 08年北京五輪で同じ国際舞台を踏んだ二人だったが、本番前からの不調で出番の少なかった呉昇桓の記憶がないのは仕方ないところ。「投手と争うわけではないですから。打者と対戦するので」と、日韓セーブ王対決をあおる報道陣を受け流す余裕も見せた。

 この日はチーム応援番組に出演。「やはり優勝しないことには何もついてこない」と、Bクラスに転落した今季の反省をあらためて口にした。その上で来季のV奪還に向けて2種類の新球に挑戦していることも表明。「カットボールとツーシーム。ツーシームは山本昌さんに握りを教えてもらいましたが、変化の仕方は違う」と、すでに手応えを感じている様子だ。

 タイトル争いは意識せず、入団以来16年連続となる年間50試合登板と、10年連続の30セーブを最低ラインに設定。来季公約に「継続」を掲げ、40歳を迎えるシーズンに挑む。

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2013年11月24日のニュース