楽天 FA片岡に3年4億5000万円以上用意 17日初交渉 

[ 2013年11月16日 05:30 ]

西武の片岡

 楽天が、17日に西武から国内FA宣言した片岡治大内野手(30)と都内で初交渉することが15日、分かった。

 日本一連覇を目指すチームは、センターラインの強化を補強ポイントにしており、二遊間を含む内野の全ポジションを守れる片岡に対して3年総額4億5000万円以上の金銭提示を用意しているとみられる。

 交渉役を務める立花陽三球団社長はアジアシリーズのために訪れている台湾・台中で「獲得できるチャンスがあれば交渉したいと考えていた。球団の姿勢を分かってもらい、好きになってもらえるように最大限の環境づくりをしたい」と話した。

 現場にとっても片岡の存在は魅力だ。遊撃の松井が来季で39歳、二塁の藤田もケガがちでもある。星野監督も「もし来てくれるならもちろんレギュラー。ケガして休んでいた時もあったけど、後半を見て“さすがだな”と思った」と評価。第2回交渉以降の自身の出馬についても「俺でよければ」とした。一方で「バカでかい金を出すチームもいるからなぁ…」と巨人の動きをけん制していた。

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