巨人の21歳セットアッパー公文が結婚 入院で知り合ったナースと

[ 2013年11月16日 06:33 ]

公文の携帯に保存された美沙さんとのツーショット写真

 巨人の公文克彦投手(21)が、10月25日に婚姻届を提出していたことが15日、分かった。お相手は兵庫県西宮市在住の元看護師の美沙さん(26)=会社員・大西勝己さん(48)の長女。「金のわらじをはいて探せ」とまで言われる5歳年上の姉さん女房を射止め、12月中旬に大阪市内での挙式を予定している。

 出会いは社会人・大阪ガス時代の昨年6月。左肩を痛め入院した公文の世話をしてくれたのが美沙夫人だった。「一瞬でかわいいなと思いました」と一目ぼれ。4カ月後の10月に交際へと発展した。プロ入り後は美沙さんが休暇のたびに上京するなど遠距離恋愛を実らせ、交際開始からちょうど1年を経て結婚に至った。お互いの好きな食べ物が「ハヤシライス」で一致するなど、相性もぴったりの2人。今は川崎市のジャイアンツ寮で寮生活を続けている公文だが20日までの秋季練習が終了後には、神奈川県内で同居を始める予定だ。

 今季は新人ながら2軍でチーム2番目に多い45試合に登板。防御率2・68と結果を残し、9月には1軍へ初昇格し3試合に登板した。140キロ台後半の直球に威力がある貴重な左の中継ぎ投手。シーズン中には川口投手総合コーチが「順調にいけば来年は1軍で欠かせない投手」と評価するなど首脳陣の期待度は高い。美沙夫人は楽天・田中のまい夫人が取得したジュニアアスリートフードマイスターの資格取得を目指しており、栄養価を考えカロリー計算にも励むなど、食事面でもサポートしていくという。

 「今までと違って家族が増えるので養っていかないといけないし、責任を感じます。来年は自分のポジションをつかみたい」と公文。生涯の伴侶を得て、勝負の2年目へと向かう。

 ◆公文 克彦(くもん・かつひこ)1992年(平4)3月4日、高知県安芸郡生まれの21歳。高知、大阪ガスを経て昨年のドラフト4位で巨人に入団。09年夏の甲子園は史上初の2日連続降雨ノーゲーム後に、如水館(広島)を下しチーム30年ぶりとなる夏の甲子園勝利。9月25日のヤクルト戦(神宮)で1軍初登板を果たした。背番号57。1メートル73、75キロ。左投げ左打ち。

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