柳ケ浦高野球部2年生 バットで下級生殴る…厳重注意処分に

[ 2013年9月12日 12:23 ]

 大分県宇佐市の私立柳ケ浦高で、2年生の野球部員が、たばこを買いに行った1年生部員2人の頭をバットで殴り1人にけがを負わせていたことが12日、同校への取材で分かった。日本高野連は厳重注意処分にした。

 同校は甲子園出場多数の強豪校。今後の大会には予定通り参加する。

 同校によると、たばこを買って吸ったという1年生部員と同行した部員を注意するため8月14日夜、2年生が野球部の寮で木製バットのグリップの先で1回ずつ頭を殴った。同行した部員が頭を4針縫うけがをした。

 同17日に、関係した3人以外の部員の保護者が野球部の指導者に連絡して発覚。同校は日本高野連に報告するとともに、殴った部員と喫煙した部員を謹慎処分、けがをした部員も「たばこ購入に同行した」として厳重注意処分とした。

 雲山竜光副校長は「寮の管理体制から見直して、再発防止に努めたい」と話している。

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2013年9月12日のニュース