オリ 2年連続前半戦最下位 マー君打ったが1点では…

[ 2013年7月17日 06:00 ]

<オ・楽>3回1死三塁、安達は先制打を放ち雄たけびをあげる

パ・リーグ オリックス1-4楽天

(7月16日 京セラD)
 オリックスは天敵・田中の連続無失点を42イニングで止めるも逆転負けを喫した。10年6月29日に土をつけたのを最後に、これで8連敗。試合後、森脇監督は苦り切った表情を浮かべるだけだった。

 「1点をホントにもぎ取ったんだけどね。(田中相手に)そうそう点は取れない。一つのミス、嶋への四球が痛かった」

 3回1死三塁、安達が内角寄り高め151キロのツーシームに詰まりながら中前に先制適時打を放ったが、1点で勝てるほど甘くはなかった。4回まで快調な投球を続けていた先発・ディクソンが5回に乱れた。1死後、枡田に中前打されると、松井の当たり損ねの二塁へのゴロが内野安打となりリズムを崩された。そして嶋への四球で満塁…。続く島内に粘られ、9球目のチェンジアップが甘く入ったところを右前2点適時打され、逆転を許した。

 4回以降は7回に山本が右前打を放っただけで計5安打。「(逆転された後は)打つ手がなかった」(森脇監督)と白旗を揚げるしかなかった。3連敗で2年連続の最下位ターンも決定。17日の前半戦最終戦は「全員で襲いかかりたい」と必勝を掲げた。

 ▼オリックス・安達(3回に田中の連続イニング無失点を止める中前適時打)記録は頭になかった。自分が打てるのは速球しかないですから。

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2013年7月17日のニュース