野球が楽しい!中畑監督 充実の3連勝「4位?不慣れなところに…」

[ 2013年7月17日 22:45 ]

7回2死二塁、代打・筒香の適時打で生還した鶴岡(右)に帽子を取り一礼する中畑監督

セ・リーグ DeNA11―4ヤクルト

(7月17日 横浜)
 4月以来の同一カード3連勝で、広島を抜き4位浮上で前半戦を終えたDeNA。「リードされても嫌なムードがベンチにない。それが結果につながっている。充実した野球ができている。野球が楽しい」。ベンチから声を出しまくり、ガラガラになったのどで中畑監督は最高の形で終えた前半戦最後の試合を笑顔で振り返った。

 2日続けての3安打、同点二塁打を放ち、鶴岡には手放しで喜んだ。「鶴ちゃんが4番みたいな打撃をして本当に頼もしい。8番打者が打つとああいう野球ができるんだなと。カッコいいよ」と、大量得点のきっかけをつくった打撃と筒香の右前打で激走、タッチをかわしてのホームインをほめたたえた。

 5年連続最下位で折り返していたオールスターブレーク。07年の3位ターン以来の最下位脱出には「4位?不慣れなところにきちゃった」とおどけて見せたが、「3連勝は後半戦のはずみになる。少し休んで、また新しいエンジンでスタートする」と指揮官は話した。

 3位までは1・5差も借金は依然12もある。残り60試合、あきらめない野球が浸透しつつあるDeNAの後半戦は、頭上の敵・中日とまずは敵地で直接対決する。

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2013年7月17日のニュース