大阪ガス粘りあと一歩 9回2死から追いついたが…

[ 2013年7月17日 06:00 ]

<大阪ガス・東芝>粘りも及ばずサヨナラ負けを喫した大阪ガスナインはガックリと引き上げる

第84回都市対抗野球1回戦 大阪ガス4―5東芝

(7月16日 東京ドーム)
 負けるわけにはいかない。代打・漆畑の打球が左中間を抜けると、東芝の三塁側ベンチはあっという間に空っぽになった。延長10回1死一、二塁に飛び出したサヨナラ二塁打。殊勲の25歳は何度も右手を突き上げた。

 大阪ガスは9回2死からの敵失で延長戦に持ち込んだが、サヨナラ負け。竹村誠監督は「あそこまで行ったから勝ちたかった」と悔しがった。この3年間、チームは東京ドームから遠ざかった。昨年は部員らによる賭博行為で8月末から半年間の対外試合禁止処分。ようやくつかんだ全国切符だった。勝利には届かなかったが、指揮官は「ワンサイドで終わるかと思ったけど、ちょっとずつ力が付いている実感はある」と語った。

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2013年7月17日のニュース