岩隈 逆転もリズム狂った4敗目 防御率1・79→2・60

[ 2013年7月6日 06:00 ]

<レンジャーズ・マリナーズ>7回途中、降板するマリナーズ・岩隈。右手前はウェッジ監督

ア・リーグ マリナーズ4―5レンジャーズ

(7月4日 アーリントン)
 5試合ぶりの勝利となる8勝目は目の前にあった。マリナーズの岩隈は6回まで79球で3安打1失点。1―1の7回に味方が2点を勝ち越した。

 だが、30分近くに及んだこの攻撃が微妙にリズムを狂わせた。その裏、先頭のA・ベルトレに内角高めの直球を中堅スタンドに運ばれると、さらに安打と四球で一、二塁としたところで交代。救援した投手が逆転を許し、岩隈に4敗目がついた。

 「前の回が長かったので、何となくリズムが崩れてしまった」。気温34度の猛暑もあり、この回の直球は最速87マイル(約140キロ)で、前の回よりも4~5キロ落ちていた。「若干疲れはあるが、そんなことは言っていられない」。この4試合は全て4失点。それでも防御率2・60はリーグトップだ。6日(日本時間7日)に発表される球宴メンバーに、果たして岩隈の名前はあるのか――。

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2013年7月6日のニュース