ライアン小川、故郷愛知に錦を飾る 中日を相手に完封ショー

[ 2013年7月6日 17:41 ]

<中・ヤ11>今季2度目の完封で9勝目を飾ったヤクルトの小川

セ・リーグ ヤクルト4-0中日

(ナゴヤD)
 故郷に錦を飾った。出身地の愛知で中日を相手に2度目の完封勝利を挙げたヤクルトのルーキー小川は、駆けつけた多くのファンに感謝を示し、「先制点を取ってもらったのでピンチになっても開き直って大胆に投げることが出来たのが良かった」と自らのピッチングを分析。最大のピンチを迎えた7回無死満塁の場面も「意思のないボールは打たれると思った。一球一球集中し、全力で抑えました」と気持ちを切り替え、平田、谷繁、井端という巧打者を打ちとった。

 セ・リーグのルーキーの2完封は、2003年の巨人・木佐貫(現日本ハム)以来10年ぶり。

 この日は両親もスタンドで観戦。「(見ている前で)勝つことが出来て良かった」と普段はクールな表情を少しだけ緩め、小川監督は「最後はいっぱい、いっぱいだったが、よく抑えた」と称えた。

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