中田 リーグトップ21号2ランで大谷援護「気合が入っていた」

[ 2013年7月4日 23:18 ]

8回、2ランを放った中田(左)とタッチする日本ハム・大谷

パ・リーグ 日本ハム4―3ソフトバンク

(7月4日 ヤフオクD)
 日本ハムの中田が2―1の八回2死一塁で、リーグトップの21号2ランを左翼席に運んだ。

 この回は1死から大引が死球。普段は冷静な2番打者が大場に対し、マウンドに歩きだして怒りを見せたことで「それだけ気合が入っていた。何とかしたいと思った」。チームメートの闘志を感じ、心を燃やした。

 その裏に4番手の増井が1点差まで迫られただけに、主砲の一発が効いた形だ。これで大谷が投手として先発した5試合のうち、4試合で本塁打をマーク。「たまたま。1点でも多く取りたいという気持ち」と淡々と話したが、ルーキーには頼もしい4番打者の姿だった。

 ▼栗山監督(3位浮上に)「上にくっついてきたのは意味がある。心が一つになってみんなで勝ったのは、あすにつながっていく」

 ▼宮西(7回を抑え、球団単独最多の通算107ホールド)「野手に助けられた。その積み重ねでここまで来られたのはうれしい」

続きを表示

2013年7月4日のニュース