“復活”宮国&高橋由が活躍!独走4・5差も原監督「まだまだ」

[ 2013年7月4日 21:37 ]

<神・巨>はにかみながらファンの声援に応える宮国

セ・リーグ 巨人1―0阪神

(7月4日 甲子園)
 復帰してきた男たちの活躍で、巨人が3連勝。阪神との首位攻防戦を2連勝で制し、貯金を今季最多の17に伸ばした。

 今季、開幕投手を務めながら不振で2軍落ちも経験した宮国は、6回2/3、6安打、無失点で4月23日以来の3勝目。不振で2軍落ちも経験し、復帰してから2試合目でのうれしい白星を手にし「開幕からチームに迷惑をかけていたので、どうしても勝つぞ、と思っていたし勝ててよかった」と語った。7回途中に交代したものの、原監督も「前回も良かった。球持ちもよく、いろいろな球でカウントが取れた。さらに精度が上がった」と認める好投だった。

 もう一人、4月4日に左ふくらはぎの肉離れで戦列を離れ、6月29日に復帰したばかりの高橋由も、さすがの存在感を見せた。右脇腹痛で先発を外れた阿部に代わり、2季ぶりに4番で先発出場し、6回には内野安打で出塁した後、村田の安打で果敢に三塁を陥れ、続くボウカーの犠飛で先制のホームを踏んだ。原監督も「現状での彼の100%。よく走ってくれた」と称えた。

 これで2位の阪神に4・5差。独走状態にもなってきたが、指揮官は「まだまだタイガースとは戦いが続く。もっと点数を取れるようにしていきたい」と1点で終わった打線に注文も忘れなかった。

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