額に打球が…広島 新井コーチ 頭蓋骨骨折

[ 2013年6月15日 06:00 ]

担架で運ばれる広島・新井コーチ

 広島の新井宏昌打撃コーチ(61)が14日、頭蓋骨骨折の重傷を負った。日ハム戦を控えた札幌ドームでの練習中、ルイスのティー打撃の打球が額を直撃。意識はあるものの、額からは出血しており、札幌市内の病院へ救急搬送された。

 球団は前額部挫創、頭蓋骨骨折で1週間安静、全治4週間の見込みと発表。CT(コンピューター断層撮影)検査を受けた結果、脳に異常は見られなかったという。2日入院し、15日にMRI(核磁気共鳴画像法)など再検査を受ける予定だ。

 2メートルの至近距離から放たれた打球。当たり所が悪ければ大惨事だった。ルイスは倒れ込んだ同コーチを心配そうに見守った。野村監督は練習後に入院先へ直行。「新井さんは“ルイスに気にしないで…と伝えてほしい”と言っていた。場所が場所だから、当面は安静にしてもらう」と語った。

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2013年6月15日のニュース