小笠原 1軍生き残り懸けソフトB戦先発出場へ 由伸復帰間近

[ 2013年6月15日 06:00 ]

トス打撃をする巨人・小笠原

 巨人・小笠原が1軍生き残りを懸け、15日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)に先発出場する。

 DH制の使える敵地で、原監督は相手先発が右腕・パディーヤであることも加味し、15試合ぶり今季3度目のスタメン起用を明言。「あすは右投手だし出します。打率・364も打っているんだから」と期待した。

 5日の日本ハム戦(東京ドーム)での逆転サヨナラ3ランを機に、今月は7打数4安打、7打点。かつての輝きを取り戻しつつあるバットマンだが、交流戦後はDH制が使えない。過去2度の先発はいずれもDHだった。加えてリーグ戦再開となる21日中日戦(前橋)からは左ふくらはぎ肉離れで離脱していた高橋由が復帰の見込み。川相ヘッドコーチは18日の全体練習から1軍に合流させる方針を示し「由伸が上がるなら(降格の)誰かを選ばなければいけない。右左や内外野の兼ね合いで決めるが全員状態がいいから難しい」とした。

 小笠原は「(先発は)直接言われてないし、発表まで何とも言えない。出るとなったら頑張ります」と口を結んだ。完全復活への足がかりをつかんだ今、結果を積み重ね、厳しい競争を勝ち抜くしかない。

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2013年6月15日のニュース