ソフトB 大隣 国指定の難病手術へ 今季絶望

[ 2013年6月15日 06:00 ]

21日に手術を受けることになったソフトバンク・大隣

 ソフトバンク・大隣憲司投手(28)が、国指定の難病「黄色じん帯骨化症」を発症し、今月21日に都内の病院で手術を行うことが14日、分かった。

 実戦復帰は半年以上かかる見通しで、今季中の復帰は絶望となった。侍ジャパンにも選ばれた左腕は、4月上旬に足先のしびれを訴え、精密検査で難病が見つかった。症状は軽く、ローテーションを維持したが、3勝3敗、防御率3・38で状態が上がらず、5月31日の広島戦(ヤフオクドーム)では足の裏の感覚がなくなった。関係者によると、ブロック注射などの治療には限界があり、手術が復帰への近道と判断したという。球界では12年6月に巨人・越智大祐が同手術を受け、現在2軍調整中。93年にはオリックス・酒井勉(現・楽天2軍チーフ投手コーチ)、06年にオリックス・宮本大輔も発症しており、酒井はその後1軍登板がないまま引退し、宮本は08年に1軍復帰も同年限りでユニホームを脱いでいる。

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2013年6月15日のニュース