村中 強風の中で140球熱投3勝目「リリーフ休ませたくて」

[ 2013年5月7日 22:04 ]

8回無失点で3勝目を挙げたヤクルト・村中

セ・リーグ ヤクルト6―0中日

(5月7日 神宮)
 ヤクルトが12安打6得点で中日に快勝。3連勝で借金を2に減らした。

 決して安心できる投球ではなかったが、ヤクルト・村中が8回5安打無失点で3勝目。北風が強く、肌寒ささえ感じるマウンドで140球の熱投だった。

 相変わらずの荒れ球で5四死球。「球数多かったです」と本人が振り返った通り、再三走者を許していつ崩せれてもおかしくない内容だった。それでも「リリーフを休ませたいという意識が強かった」という思いで踏ん張り、味方が一挙4点を奪った8回の攻撃を見届けて、9回は新人の石山に託した。

 6連勝の後4連敗、そしてまた3連勝とアップダウンの激しいチームはこれで再度借金2。交流戦前までに借金完済が大きな目標だ。

 

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