大谷 故障後登板は1回1失点、小笠原を三振に!

[ 2013年5月7日 19:07 ]

<巨・日>先発する日本ハム・大谷

 投手と野手の「二刀流」に挑戦している日本ハムの大谷翔平投手が7日、川崎市のジャイアンツ球場で行われたイースタン・リーグの巨人戦に先発し、1回を無安打1失点(自責点0)だった。4月に右足首を痛めてから公式戦で投げるのは初めて。当初は2回を投げる予定だったが、右手中指の爪を傷めたため、大事を取って降板した。

 直球主体の投球で最速151キロをマーク。右腕は「セットポジションになってからも球威のあるボールを投げられた」と手応えを感じた様子。爪は浮いた感じで少し出血しているが、加藤2軍投手コーチは「たいしたことはない。今後の投球は2、3日様子を見て。野手としての出場に支障が出る程度ではない」と軽傷を強調した。

 大谷は先頭打者に四球を与え、犠打と遊ゴロ失で1死一、三塁となった。次打者の遊ゴロで1点を失ったものの、小笠原を空振り三振に仕留めた。

 大谷は4月13日のオリックス戦の守備で右足首をひねって「軽度の内反捻挫」と診断された。2軍調整を経て、野手として4日の西武戦から1軍復帰していた。

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2013年5月7日のニュース