広島 今季初2桁失点…篠田 今季初登板初先発も背信

[ 2013年5月1日 06:00 ]

<神・広>4回1死一、二塁のピンチを迎え、マウンドに集まる篠田(左から2人目)ら広島ナイン

セ・リーグ 広島3-11阪神

(4月30日 甲子園)
 広島は今季初めて2桁失点する大敗だった。5回、疲労からか発汗量が一気に増えた篠田が、マートンに3ランを浴びるなど決定的な4点を与えた。

 昨オフに左膝を手術し、これが今季初登板初先発だった左腕が5回7失点。野村監督は「(28日の中日戦でプロ初勝利の)中村恭とか左投手がいい投球をして、“オレも”という気持ちはあったと思う。いいものを出してくれるイメージもあったんですが」と話した。

 11失点しながら2投手で試合を終えたことだけが救い。6、7回に2点ずつを許した福井には「試合が練習の場ではないが回数こなして勉強して欲しい」と、力押しから緩急投法への脱皮を図るセットアッパー候補への今後への期待を込めて3イニング目を命じた。1日は前田健が右上腕痛から復帰先発。“残した”力を全て、エースで勝つために注ぎ込む。

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2013年5月1日のニュース