吉見 “ナゴヤD神話”崩壊 連勝15でストップ、早くも3敗目

[ 2013年5月1日 06:00 ]

<中・巨>初回、2失点し汗をぬぐう中日・吉見

セ・リーグ 中日0-3巨人

(4月30日 ナゴヤD)
 無敵だったはずの“ナゴヤのエース”があっさりと沈んだ。中日先発の吉見が初回2死一塁から阿部に左越え先制2ランを被弾。4回1死二塁では長野に中前適時打を許し、今季最短の5回6安打3失点でマウンドを降りた。

 右腕がナゴヤドームで敗れたのは11年8月5日の横浜戦以来で、連勝は15でストップした。

 「カウントを悪くして後手に回ってしまった。切り替えて修正しないといけない」

 吉見がおかしい。一昨年が18勝3敗、昨年が13勝4敗。2年間で7敗しかしていなかった「勝利の申し子」が4月だけで3敗目。月間3敗するのは10年7月以来、自身3度目だ。高木監督も「なかなか本来の吉見にならんな。コースが甘いんですよ」と心配顔。今季2度目の零封負けで一夜で最下位に戻った。

続きを表示

2013年5月1日のニュース