ブランコ 打撃修正に投手目線の助言「始動をもう少し早くした方が良い」

[ 2013年5月1日 07:28 ]

<D・ヤ>4番で最下位脱出!試合後にDB・ライダーとポーズを決めるDeNA・ブランコ

セ・リーグ DeNA5-4ヤクルト

(4月30日 横浜)
 DeNAのブランコが4月14本塁打を記録。54年青田昇がマークした月間13本塁打の球団記録を59年ぶりに塗り替えた。

 天性の才能だけではない。24、25日の巨人戦で4三振を含む8打数無安打。翌26日の阪神戦(横浜)では岐阜から横浜の移動試合で疲労が残っていたが、試合直前の15分前までベンチ裏の一室にこもった。

 ティー打撃で打ち込み、強引に引っ張っていたフォームを修正。相棒のラミレスだけでなく、自宅で手料理を振る舞ってくれる中日時代からの同僚、ソーサの存在も大きい。「始動をもう少し早くした方が良い」と、投手目線で助言をもらった。

 連敗を2で止め、最下位を脱出した中畑監督も「本当に頼りになる。雰囲気を変えてくれる一発はそう出ないけどコンスタントに出る」と絶賛。日本記録の55本塁打をはるかに上回るシーズン77本ペースでアーチを量産するが、主砲に満足感はない。「来月は今月より良い成績を残したい」。蛍光色のオレンジの帽子と服。ド派手な格好で車に乗り込む表情は自信に満ちていた。

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