ミスター&松井氏のセレモニーチケット高騰!ペアで30万円超えも

[ 2013年5月1日 06:00 ]

インターネットオークションで30万1000円で落札された5月5日の巨人―広島戦(東京ドーム)のネット裏チケット2枚

 巨人・長嶋茂雄終身名誉監督と、巨人とヤンキースで活躍した松井秀喜氏の「国民栄誉賞授与式」と「松井氏の引退セレモニー」が行われる5日の巨人―広島戦(東京ドーム)のチケットが急騰している。

 すでにほぼ完売状態で、5900円のバックネット裏の指定席Sが、都内の金券ショップでなんと2枚15万円。1枚あたり約13倍の高値がついている。「10万円台になるのはバブル期以来。式典の日が決まってからどんどん高騰した」と金券ショップ関係者も驚きを隠せない様子だ。

 他の券種も軒並み高値をつけている。2000円の外野指定席は2枚で4万5000円と約11倍。6500円のエキサイトシートは2枚で13万円と10倍にはね上がっている。「異常ですね。高値でもどんどん売れていく」と各店舗の関係者は口をそろえた。

 ネットオークションでも破格の落札額が相次いでおり、大手オークションサイト「ヤフオク!」の関係者は「高いものは2枚で30万~40万円で落札された」と話す。プラチナチケットの争奪戦はまだまだヒートアップしそうだ。

 ≪最近の主なチケット高騰≫

 ☆04年3月30日のメジャー開幕戦、ヤンキース―デビルレイズ戦(東京ドーム) 都内金券ショップで2枚17万8000円と3倍以上に高騰。観戦ツアーでニューヨークに行くより高い逆転現象が発生した。

 ☆08年9月20日の巨人―阪神戦(東京ドーム) 一時、首位・阪神に13ゲーム差をつけられながら巨人が驚異の追い上げを見せ、都内の金券ショップでエキサイトシートが通常の9倍となる2枚9万9800円の値がついた。

 ☆09年3月7日のWBC1次ラウンド第2戦の韓国戦(東京ドーム) 都内の金券ショップでエキサイトシート2枚(3万2000円)が5倍近い15万円、A指定席も2枚(2万4000円)で8万円の値がついた。

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2013年5月1日のニュース