守護神山口が大乱調　３点守れずサヨナラ負け「申し訳ない」

９回、２死満塁のピンチにマウンドで話す鶴岡（左）と山口のＤｅＮＡバッテリー

セ・リーグ ＤｅＮＡ５―６広島

（4月18日 マツダ）
　ＤｅＮＡの山口はエルドレッドの打球の行方を見届け、天を仰いだ。３点リードの９回から登板するも球威を欠き、４安打２四球１暴投の大乱調。今季はここまで７試合で無失点、４セーブと安定していた守護神が一気に崩れた。

　勝ち投手となった１６日は２回を投げた。それを言い訳にせず「勝ち試合をひっくり返されて申し訳ない」と言葉少な。中畑監督は「尾を引くなといえば厳しいが、われわれの世界は切り替えが大事」と言いつつ、無念の表情だった。