球児 メジャー初失点もショックなし「投球つくっている段階」

[ 2013年4月7日 13:02 ]

ブレーブス戦の8回、無死三塁のピンチに厳しい表情のカブス・藤川

ナ・リーグ カブス5―6ブレーブス

(4月6日 アトランタ)
 カブスの藤川は6日、ブレーブス戦で5―1の8回から3番手で登板。3連打を浴びるなど1回4安打3失点1三振1四球で、メジャー初失点を喫した。勝敗は付かなかった。

 藤川は先頭のJ・アップトンに78マイル(125キロ)のカーブを捉えられて左二塁打とされると、暴投を犯した後、続く4番フリーマンには外角低めの直球を中前に運ばれて失点。その後も立ち直れず右前打と四球で1死満塁とし、ペーニャに初球の直球を狙われて中前適時打を浴び、さらに2点を失った。

 藤川は「最後にカーブを選択して打たれたというのは悔いが残る」と立ち上がりの配球を反省。それでも「投球をつくっている段階」と言い、ショックは残っていない様子だった。

 1点リードの9回からは守護神マーマルが登板したが、2本のソロ本塁打を浴びてサヨナラ負け。スウェイム監督は抑えの配置転換について「これから話し合う。でも藤川も苦しんでいた」と話した。

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