菅野 ほろ苦い本拠地初登板も手応え「勝負できるのではないか」

[ 2013年3月3日 15:36 ]

1回、ソフトバンク打線につかまり、川口コーチ(71)の話を聞く巨人先発の菅野

オープン戦 巨人4―4ソフトバンク

(3月3日 東京D)
 巨人ドラフト1位・菅野が3日、ソフトバンクとのオープン戦で先発し、4回8安打4失点とほろ苦い本拠地デビューとなった。

 初回からストレートが走らなかったという菅野は、変化球中心の配球で。制球に苦しみ、甘い球を狙われ4回8安打4失点。「真っすぐあっての変化球なんですが、どうしてもその辺が受け身になってしまった」と反省した。

 それでも、直球主体の配球に変えた4回の2者連続三振を奪って3者凡退と本来の調子を取り戻した。「真っすぐでファールを取り、最後変化球で勝負する。そういう投球できれば、これからも勝負できるのではないか」と手応えをつかんでの交代となった。

 巨人のユニフォームを着ての初の本拠地デビュー。ファンから大歓声で迎えられたルーキーは「これだけ打たれている中で声援を送っていただいたのは本当に幸せだなと思う。今日みたいな投球が続けば、いつまでも温かい声援は送ってもらえないと思うので、気を引き締めていきたい」と次戦に向けて、気持ちを切り替えていた。

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2013年3月3日のニュース