コイならぬピラニア級!広島ドラ5美間 驚異の“歯壊力”

[ 2013年1月17日 06:00 ]

歯科検診で驚異の数値を叩き出した広島ドラフト5位・美間

 安芸の番犬襲名じゃ!広島の新入団7選手が広島市内の広島口腔(こうくう)保健センターで歯科検診を行い、高校通算20本塁打のドラフト5位内野手・美間(鳴門渦潮)が驚異の数値を叩き出した。

 かむ力を表す咬合(こうごう)力で10歳代男性の平均である618ニュートン(N)を大きく上回る1295Nをマーク。作業能力にたけ、優れた番犬として知られるロットワイラーをも上回る数値となった。

 「小さい頃から歯が悪くて、虫歯が多かったので…」と美間は照れたが、幼少時からスルメイカや乾パンなど固いものを好んで食べていたという。検診に立ち会った広島県歯科医師会の山崎健次常務理事は「この検査を8年見ていますが、見たことのない値」と驚きを隠さない。その上で同理事は「打つ方は、かむ力が強い方がいい。インパクトの瞬間に力が入る」と説明した。

 美間の計測した1295Nは肉食魚として知られるピラニアの祖先にあたる「メガピラニア・パラネンシス」にも匹敵する。500万年ほど前に絶滅したが、体長70センチ、体重10キロで咬合力は1240N以上とされている。まさに「人間離れ」。藤浪、大谷も真っ青だ。

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