ソフトBがパディーヤと合意 メジャー108勝右腕加入へ

[ 2013年1月17日 06:00 ]

ソフトバンクとの合意が米メディアに報じられた前レッドソックスのパディーヤ

 ソフトバンクが新外国人としてレッドソックスをFAとなったビセンテ・パディーヤ投手(35)と合意に達したことを複数の米メディアが16日(日本時間17日未明)、報じた。1年契約で年俸は325万ドル(約2億8600万円)。

 パディーヤはメジャー14年間で通算108勝をマークした本格派右腕。ツインズやDeNAも獲得へ本格交渉を進めていた。

 ソフトバンクは、孫正義オーナーが来季の日本一奪回を厳命。「獲得が可能な選手ならどんな高額でも要望に応える」と話し、通常の補強資金以外に「孫オーナー枠」を設けていた。今オフはカブスで16本塁打を放ったラヘアを獲得し、ペーニャの残留も決定。日米でのパディーヤ争奪戦を制し、2年ぶりとなる日本一へ態勢を整えた。

 ◆ビセンテ・パディーヤ 1977年9月27日、ニカラグア生まれの35歳。98年にダイヤモンドバックス入りし、翌99年にメジャーデビュー。フィリーズ移籍後の02、03年に14勝。レンジャーズ移籍後の06年は、いずれも自己最高の15勝、156奪三振を記録。1メートル88、100キロ。右投げ右打ち。

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2013年1月17日のニュース