複数オファーも…田中賢介 ジャイアンツ入り決断の2つの理由

[ 2013年1月10日 08:39 ]

ジャイアンツ入りが最有力となった田中賢介

 日本ハムから大リーグ移籍を目指し、海外フリーエージェント(FA)権を行使した田中賢介内野手(31)が、ジャイアンツ入りすることが決定的となった。8日(日本時間9日)、複数の大リーグ関係者が明かした。マイナー契約で、メジャーのキャンプには招待選手として参加する。

 複数のオファーの中から、田中がジャイアンツ入りを決断した理由として、二遊間が手薄なチーム事情が挙げられる。もう一つは、田中のプレースタイル。自ら「パワーは劣るけれども、細かい野球、守備や走塁、当てる技術には自信がある」と話すように、パワー偏向のア・リーグよりもジ軍が所属するナ・リーグの野球にフィットする。ブルース・ボウチー監督は「スモールボール」が信条でバントやヒットエンドランを重視。また、田中は控えからのスタートが濃厚だけに、DH制がなく代打などの起用が多いナ・リーグの方が出場機会も増える。

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2013年1月10日のニュース