松井氏は「いいコーチになれる」 トーリ前監督が太鼓判

[ 2013年1月10日 10:29 ]

 米大リーグ機構副会長で、ヤンキース前監督のジョー・トーリ氏は9日、昨年末に現役引退した松井秀喜氏について「彼はチームで何をすべきかを理解できる。いいコーチになれる」と指導者としての適性があると評価した。

 1996年から12年ヤンキースを指揮したトーリ氏は、松井氏のヤンキース加入1年目の2003年から5年間をともに戦った。「日本のスーパースターとして米国に来たが、常にチームのことを考えてプレーした」と振り返った。カウントが有利な状況でも本塁打を狙わず、逆方向への打撃や犠飛を心掛けた例を挙げ「規律を考え、守る存在だった」と話した。

 巨人の渡辺恒雄球団会長も将来的な監督候補として松井氏の名前を挙げている。(共同)

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2013年1月10日のニュース