広島・野村 2年目のジンクス打破へ剛球派にイメチェン?

[ 2012年12月7日 08:45 ]

リレー対決に参加した野村(中)

 広島・野村が6日、2年目のジンクス打破へ向け、イメージチェンジを図る考えを示した。

 この日、大阪城ホールで開かれた「プロ野球オールスター スポーツフェスティバル」の収録に参加した右腕は「今年と同じではダメだと思う。プラスアルファを出していきたい」と明かした。

 1年目の今季は「プロでは絶対に(コースを)間違えられない」として球速よりもバランスを重視。直球の球速こそ140キロ前後だが、4つの球種すべてでストライク、ボールの出し入れができる。今季の9勝(11敗)、リーグ2位の防御率1・98。精密なコントロールを武器に、セ・リーグ新人王に輝いた。

 技巧派の印象が強いが、明大時代には最速149キロを計測した実績もある。「(慶大時代の)伊藤隼(現阪神)の時は力を入れた」。ここ一番や核となる打者に力勝負を挑めば、技巧派からのひょう変に相手が戸惑う可能性は高い。イメチェンに注目だ。

続きを表示

2012年12月7日のニュース