嶋新会長もプロアマ問題へ全力「解決しないといけない」

[ 2012年12月7日 06:00 ]

新しく選手会会長に任命され、抱負を語る嶋

選手会定期大会

 楽天の嶋新選手会長も就任のあいさつで、プロアマ問題について「歩み寄りではなく、解決しないといけない問題」と全力で取り組む決意を語った。パ・リーグ球団からの会長選出は初めて。東日本大震災復興支援試合で被災球団・楽天の選手会長として「見せましょう、野球の底力を」とスピーチし、メッセージ力が認知された。「新井さんは感情を込めて話をされる。見習っていきたい」と、学ぶ姿勢も忘れない。

 13日に28歳の誕生日を迎える最年少での就任。第5代の古田敦也元会長は7年間務めたが、嶋新会長にも長期政権への期待が見える。04年の球界再編騒動後にプロ入りした「ストを知らない」新会長は「先輩方が10年、20年先を見据えてやってきてくださったことを感じながら、僕も10年、20年後のプロ野球が良くなるように頑張っていきます」と宣言した。

 ▼社団法人・日本プロ野球選手会 井端弘和理事長(中日)高校野球の指導は教員資格のない人もやっています。プロ野球(の出身者)は教員資格を取らないと技術指導ができないのは、不公平だと思います。

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2012年12月7日のニュース