堂林 代打で初球ガツン!三塁打&先制ホーム「狙っていった」

[ 2012年11月18日 22:09 ]

<キューバ・日本>8回表、先頭の堂林が中越えに三塁打を放つ
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侍ジャパンマッチ2012 日本代表3―1キューバ代表

(11月18日 札幌D)
 初回から再三にわたるチャンスを逃してきた日本代表の口火を切ったのは広島のプリンス・堂林だった。8回に代打で登場、その初球をフルスイングすると打球はぐんぐん伸び、中越えの三塁打となった。1死後に坂本(巨人)の犠飛で生還、待ちに待った先制のホームを踏んだ。

 「初球から狙っていった。捕られると思ったけど抜けてくれてよかった。持ち味(の積極性)が出せた」と会心の一打に誇らしげ。16日のキューバとの初戦は出番がなく、この日も途中出場。WBC代表を狙うメンバーに日本シリーズを争った巨人、日本ハムの選手らに交じっての2試合は「なかなかできない経験。ベンチで勉強になった。これから先につなげたい」と貪欲な姿勢を見せた。

 3年目の今季レギュラーを獲得、全試合出場を果たし、規定打席にも到達、チームトップの14本塁打を放った21歳。日本の中軸担う将来性を見込まれての侍ジャパン選出となった。その期待に応える見事なパフォーマンス。来春の本戦には「気持ちをしっかり持って頑張りたい」と意気込んでみせた。

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