ハム逆襲!ベテラン稲葉が打線けん引、先発全員安打だ

[ 2012年10月30日 22:42 ]

<日本ハム・巨人>3回1死一、二塁、右中間へ適時二塁打を放つ日本ハム・稲葉

 本拠地に戻った日本ハムが逆襲だ。日本シリーズ「日本ハム―巨人」第3戦は30日、札幌ドームで行われ、東京ドームで2連敗を喫した日本ハムが7―3で快勝、対戦成績を1勝2敗とした。

 5番・指名打者で出場したベテラン稲葉が2回に先制ソロを放つなど2安打2打点と打線を引っ張り、先発全員の12安打。先発のウルフも5回を5安打2失点と粘投。その後は4投手のリレーで巨人の反撃を振り切った。

 日本ハムは2回1死から稲葉が右中間へ先制ソロを放ち、このシリーズで初めて先手を取ると、さらに2死一、三塁とチャンスを広げて金子誠の遊撃内野安打で1点を追加。

 3回には1死から糸井が四球で出塁。28日の第2戦で左手甲に死球を受け、途中交代した中田も四球でつなぎ、稲葉が右中間へ適時二塁打、小谷野が中前適時打を放ち、ホールトンをKO。さらにホフパワーが代わった高木康から右前適時打を放ち、5点目を挙げた。

 先発のウルフは4四死球と制球に苦しみながらも2併殺と粘りの投球。5回に2点を失ったものの、6回を宮西、7回を石井がピシャリ。8回に登板した増井が2死満塁から代打・石井に遊撃への適時内野安打を許し、1点を失ったが、9回は武田久が走者を出しながらも無失点で切り抜けた。

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2012年10月30日のニュース