女子野球ジャパンカップ 兵庫が初優勝

[ 2012年10月30日 06:00 ]

優勝を決め、大田秀奈美投手を中心に歓喜の輪をつくる兵庫ナイン

 プロとアマチュアチームが女子硬式野球の「日本一」を争う第2回ジャパンカップ最終日は29日、京都市のわかさスタジアム京都で行われ、女子プロリーグ勢同士の決勝で兵庫が京都を2―0で下し、初優勝した。最優秀選手には今大会2勝を挙げた兵庫の植村が選ばれた。

 兵庫の左腕・植村が2勝を挙げて大会MVPに輝いた。リーグ戦では前、後期ともに優勝を逃していただけに「無冠では終われないという気持ちだった」と目に涙を浮かべて喜んだ。準決勝の大阪戦では3回に打者一巡の猛攻で5点を奪うなど打線が爆発。決勝では初回に挙げた2点を、先発の大田が散発4安打完封の好投で守りきった。

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2012年10月30日のニュース