新潟明訓 今夏勇退の指揮官に贈る白星「長い夏にしたい」

[ 2012年8月13日 17:44 ]

<新潟明訓・県岐阜商>初戦を突破し、笑顔で応援席に向かう新潟明訓ナイン

第94回全国高校野球選手権大会第6日2回戦 新潟明訓6-1県岐阜商

(8月13日 甲子園)
 県大会6試合中、5試合で2桁安打を記録するなど強打のイメージの新潟明訓が、この日は一転、小技を披露して完勝した。

 7犠打と着実に走者を進めてコツコツ加点した。「強打でならすというチームでしたから、相手に嫌なムードが漂ったのでは」と佐藤監督。4回無死一、三塁の場面ではスクイズを敢行(記録は内野安打)して追加点を挙げ「スクイズが苦手な監督なのに。決まったので、驚いています」と笑った。

 佐藤監督は今夏での勇退が決まっている。「いつまでユニホームが着られるのか。一日一日と、その時間を延ばしてくれた」と選手に感謝した指揮官に、力投をみせたエース竹石も「長い夏にしたいです」と応えた。

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2012年8月13日のニュース