稲葉コーチの教え子、山内 手向けの白星ならず…

[ 2012年8月13日 06:00 ]

<D・中>6回無死、左袖に喪章を着けた中日・山内はラミレスに本塁打を浴びる

セ・リーグ 中日6-10DeNA

(8月12日 松本)
 手向けの白星をささげることはできなかった。中日はユニホームの左袖に喪章を着けてプレーし、11日に急死した稲葉光雄2軍投手コーチ(享年63)を悼んだ。

 試合前には両軍の選手や首脳陣、坂井克彦球団社長ら球団幹部がベンチ前に整列し、約1分間の黙とうをささげた。中日の球団旗などは半旗で掲げられた。その中で、最下位DeNAにまさかの2連敗。故人から指導を受けてきた先発・山内は「喪章の重みを感じていた」と特別な思いを胸にマウンドに上がったが、6回途中5失点と粘れなかった。

 ▼中日・高木監督(ふがいない投手陣に)きのう、きょうと同じやつに何本打たれとるんや。

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2012年8月13日のニュース