高木監督ら中日関係者 急な訃報に言葉少な

[ 2012年8月11日 22:52 ]

中日・稲葉コーチ急死

 プロ野球中日の稲葉光雄2軍投手コーチの急な訃報は11日、甲府市で行われていたDeNAとの試合中に1軍の関係者に伝えられた。試合後に高木守道監督は「突然のことで何とも言えん」と言うのが精いっぱいだった。

 この日先発し、2軍で指導を受けた経験のある岩田慎司投手は「詳しいことは聞いていないので」と言葉少なだった。

 佐藤良平球団代表によると、選手には試合前に稲葉コーチが病院に搬送されたことは伝えられていたという。報道陣の対応に追われ「細かい情報は入っていない」と沈痛な面持ちだった。

 2軍で調整中の山本昌投手は「初勝利の頃からずっと見ていてくださった方。本当に残念」と球団を通じてコメントした。1軍に同行していなかった吉見一起投手も「自分の投球のことなどいろいろと話したばかり。信じられず、言葉が見つからない」との談話を発表した。

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2012年8月11日のニュース