WBC問題譲歩求めMLBと直接交渉へ 関係者12日渡米 

[ 2012年8月11日 06:00 ]

 来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の参加条件見直しを求め、日本野球機構(NPB)の下田邦夫事務局長、国際関係委員会の島田利正委員長(日本ハム球団代表)らが12日に渡米することになった。14日(現地時間13日)にニューヨークのMLB事務局でポール・アーチー副会長らと会談する。

 島田委員長は「電話やメールで交渉を続けているが、会って話した方が通じることがある」と渡米理由を説明。労組・日本プロ野球選手会は国内スポンサー権などの帰属を求め、WBCへの不参加を表明している。同委員長は「(交渉の)内容は言えない」としたが、選手会の要望を踏まえた会談となる。主催するMLB側も16日(日本時間17日)にオーナー会議を予定しており、条件面で何らかの譲歩を引き出せる可能性もある。

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2012年8月11日のニュース