スコアボードのカウント表示ミスで試合が一時混乱

[ 2012年8月11日 21:32 ]

第94回全国高校野球選手権1回戦 佐世保実5-3札幌一

(8月11日 甲子園)
 第4試合の佐世保実(長崎)―札幌一(南北海道)で、スコアボードのカウント表示ミスにより試合が一時混乱した。

 木嶋一黄大会審判技術顧問によると、5回表の札幌一の攻撃中、2死一塁、カウント1―1の場面で、スコアボードは2ストライクと表示されていたという。3球目がストライク(見逃し)とコールされたため佐世保実の選手がベンチに引き揚げる間に、一塁走者は三塁に到達した。

 両校がアピールし審判団が協議した結果、2死三塁の1ボール2ストライクから試合を再開。打者は三振に倒れてチェンジになった。

 木嶋氏は、前の打者の時からカウント表示がおかしかったと説明した上で「チームにご迷惑をかけたなら謝るしかない」と謝罪した。

 ▽札幌一・山田一塁手(スコアボード表示ミスの場面での一塁走者)「自分も三振だと思った。ベンチから走れという声が聞こえたので、とりあえず三塁まで走った」

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2012年8月11日のニュース