野村6敗目 ボークには大野コーチが抗議「アレが彼のリズム」

[ 2012年8月10日 06:00 ]

<中・広>5回、先制されガックリの広島・野村(右)

セ・リーグ 広島1-2中日

(8月9日 ナゴヤD)
 ルーキー・野村が6敗目を喫した。5回で94球を要して5安打2失点。プロ初ボークまで取られただけに「試合? つくってないでしょ。1点だけならよかったけど、もう1点がね。それが力です…」とうなだれた。

 1回2死満塁を抑え、3回1死二塁でも和田、森野を連続三振に斬る粘投。だが、5回につかまった。2死一、二塁で和田、森野に連打を許して2失点。続く井端の打席ではボークを犯す。投球は一連の動きの中で完了を求められるが、不自然な静止があったという判断。試合後、審判団に詰め寄った大野投手チーフコーチは「アレが彼のリズムなのに」と憤まんやる方ない様子だった。

 今季2度目の同一カード3連敗で借金生活に逆戻り。4位のヤクルトが0・5ゲーム差に迫り「踏ん張らないといけない」と野村監督。無援が続き、後半戦3連敗の野村は「次は修正します」と自身にハッパをかけた。

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2012年8月10日のニュース