新井良 プロ初4番も4三振 最後はスクイズ失敗

[ 2012年8月10日 06:00 ]

<巨・神>7回1死二、三塁、スクイズを失敗する阪神・新井良(投手・杉内)

セ・リーグ 阪神1-4巨人

(8月9日 東京D)
 阪神は新井良をプロ初の4番に抜てきするなど、大幅な打線の組み替えも実らなかった。初回に1点を先行も、以降はゼロ行進。沈んだ表情の和田監督は「やっぱり追加点が…」と肩を落とした。

 7回1死二、三塁では、4番の新井良が1ボール1ストライクからスクイズ。ファウルとなったが、4球目もスリーバントスクイズを敢行した。外角のボール球に飛び付いたものの、ファウル。しかし三塁走者はスタートを切っていなかった。久慈内野守備走塁コーチは「伝達のミス」と、サインの行き違いを認めた。新井良も二塁打こそ放ったが、スクイズ失敗も含め4三振。「打順は周りが言うほど、意識してない」。巨人戦は2分けを挟んで屈辱的な8連敗。チームも6連敗で「この現状では申し訳ない」と指揮官は謝罪の言葉を口にした。

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2012年8月10日のニュース