ロッテ2位守った!角中が逆転2点打「きのうのことは忘れた」

[ 2012年8月10日 06:00 ]

<ロ・西>3回1死一、三塁から福浦の内野ゴロの間に生還したロッテ・角中

パ・リーグ ロッテ5-4西武

(8月9日 QVC)
 ロッテの角中が前夜の雪辱をキッチリと晴らした。0―2の3回に1点差としてなおも1死満塁の好機。初球の116キロシンカーを右翼線へ運ぶ逆転の2点二塁打を放った。「きのう(8日)と同様、チャンスでつないでくれた。きょうは何とかしようと打席に立ちました」と力強く話した。

 前日の西武戦(QVCマリン)では同点の延長11回1死満塁の場面で、初球から打ちにいくもあえなく三邪飛。結局無得点で引き分けに終わった。それでも前日のイメージを引きずらず、この日もあえて初球から振った。「きのうのことは忘れました。思い切り振れる球がきたらいこうと思ってました」。西村監督も「3回はつないでよく5点も取ってくれた」と打者9人の猛攻を喜んだ。

 負ければ3位転落の一戦で西武に鮮やかな逆転勝ち。試合のなかった首位・日本ハムに2ゲーム差と一歩近づいた。

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2012年8月10日のニュース