今治西 バットひと握り短く松井対策も…落差は想像以上

[ 2012年8月10日 06:00 ]

<桐光学園・今治西>22三振を喫し初戦敗退にガックリの今治西ナイン

第93回全国高校野球選手権1回戦 今治西0―7桐光学園

(8月9日 甲子園)
 今治西は神奈川大会準決勝、決勝の映像を取り寄せ、松井対策を立てて臨んだ。

 大野康哉監督の指示は、バットを普段よりひと握り余して短く持つことと、低めのスライダーを捨て、高めの直球を狙うこと。しかし、スライダーの落差は想像以上だった。愛媛県勢としては夏の大会4度目の対戦で、初めて神奈川県勢の前に屈した指揮官は「松井君はボール先行になっても、しっかり腕を振って投げてきた。付け入る隙がありませんでした」と天を仰いだ。

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2012年8月10日のニュース