常葉学園橘2年ぶり甲子園切符!エース宮崎3失点完投

[ 2012年7月28日 06:00 ]

<静岡商・常葉学園橘>優勝の瞬間、両拳を突き上げる常葉学園橘のエース宮崎

静岡大会決勝 常葉学園橘4―3静岡商

(7月27日 静岡県営愛鷹)
 準決勝で延長14回サヨナラ勝ちした勢いそのままに、ノーシードの常葉学園橘が静岡商を破り、2年ぶり3度目の甲子園出場を決めた。

 同点の7回に敵失に4本の単打を絡めて3得点。無死一、二塁から右前へ決勝打を放った3番・城戸は「気持ちで打球を運んだ。いい場面で打つことができて良かった」と喜んだ。エースの宮崎は9回3失点で完投。10安打を許しながらも、粘りの投球でリードを守った。初戦で敗退した2年前に甲子園のマウンドを経験している右腕は「前回は先輩に連れて行ってもらった甲子園。今回は責任感を持って、持てる力を全て出し切りたい。チームを勝利に導く投球をしたい」と成長した姿を見せる。

 ▽常葉学園橘(静岡)1963年に創立。男女共学の中高一貫校。

続きを表示

2012年7月28日のニュース